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杉崎とも江マッサージ・はり灸治療室

足のだるさが悪化したサイクリスト

更新日:11月26日


こんばんわ。



京王・小田急多摩センター駅から徒歩2分のビルで鍼灸マッサージ院を開業している、杉崎とも江治療室の副院長 杉崎 徹です。



私の住む多摩ニュータウンは適度な起伏と広い道幅が整備されていることからサイクリストに人気があり、週末や通勤時間帯にはカッコいい自転車を沢山見かけます。歩行者・自転車・クルマが最適に分離できる案が1日も早く決まれば良いですね。



今回のテーマは【足のだるさ】


ふくらはぎを揉んでも改善しない足の症状にお困りの方がいらしたらぜひ参考にされてください。その症状、もっと上が原因かも知れませんから。




ー 自転車通勤で足のだるさがヒドくなった30代男性 Eさん




東京都調布市にお住まいのEさん。

システムエンジニアとして働く中、日常生活に運動を取り入れようと自転車通勤を決意。専門店でクロスバイクを購入し片道1時間の通勤を始めました。


開始当初は息も絶えだえ。それでも何とか続けているうちにどんどんラクになり、タイムもどんどん短縮。引き締まっていく脚を見ながら楽しく通勤を続けたそうです。



それから1年ほど経った朝。


これまで経験したことのない両足のだるさを感じて慌ててクリニックへ受診。レントゲンや超音波検査などの結果【太ももの筋肉が血管を押し潰しています。すぐに運動を中止してください】と言われたそうです。


せっかくの努力と楽しみを失い、1年ぶりの電車通勤の途中で見かけたホームの看板が目に止まり当室へ受診されました。



ー 驚きの見た目


パっと見るとスマートな体格のEさんですが、太ももにフォーカスすると周径はまさかの60センチ。競輪選手の平均に近い太さです。急激に発達した太ももの筋肉が血管を押しつぶし、血行不良を超えた【血行障害】を引き起こしていました。



ー セルフケア


足のだるさやむくみといえば【ふくらはぎ】へのアプローチをお考えになる方が多いと思いますが、実はハムストリングスという【太ももの内側】にある筋肉が原因のケースがあります。





イスに座った状態でつま先を立て、ヒザを伸ばしきらない状態で前屈します。


イメージは【イスに座ったまま足の爪を切る】感じです。右胸が右ヒザに当たるように正面へ前屈し、次いで左胸が左ヒザに当たるように前屈するなど、上半身の位置を変えるとストレッチが掛かる部分が変わります。


このストレッチはイスに座って出来るので、回数やシチュエーションなどは気にせず【好きな時にすきなだけ行える】メリットがあります。


正直、ふくらはぎのマッサージよりも効果がありますので是非トライしてみてください。毎日のセルフケアこそ治療と言っても過言ではありません。



ー 施術の経過


良質な筋肉が【きれいな赤色】なのに対し、正しいケアをしないまま急激に発達した筋肉は【血色の悪い黒ずんだ色】になります。血流を改善するためには日頃のストレッチと併せて鍼灸マッサージなどの【第三者のチカラ】を借りた方が回復が早くなります。


Eさんはおよそ3ヶ月、内ももをメインに足全体のマッサージとストレッチを続けてようやくだるさが治まりました。現在は全体のメンテナンスとして数ヶ月に一度来室されています。



このブログでもお伝えしている通り、Eさんもケアという意識が欠けたまま運動を続けていました。せめて帰宅後のストレッチだけでもしていれば違う形が待っていたかも知れません。


こと、私を含めた昭和世代の男性は【スポ根】精神が残っています。ケアという軸は大切にしてくださいね。


鍼灸マッサージは、そのお手伝いが出来ます。





ご精読ありがとうございました。





杉崎とも江マッサージ・はり灸治療室



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(午前8時30分から承ります)

※休診日も電話は繋がるようにしていますので遠慮なくご連絡ください



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