おはようございます。
京王・小田急多摩センター駅から徒歩2分のビルで鍼灸マッサージ院を開業している、杉崎とも江治療室の副院長 杉崎 徹です。
いよいよ梅雨が始まろうとしています。毎年のこととはいえジメジメとした気候はイヤなものです。すでに熱中症患者が各所で相次いでいるようですので今から水分補給と暑さ対策を始めてください。
さて、今回のテーマは水分補給の重要性について。これを怠ると鍼灸マッサージにツキモノの【アレ】が確実に訪れると言っても過言ではありません。
ー 水分補給とアレの関係性
端的に、鍼灸マッサージとは外部からの刺激で血流を促進する療法です。流れが良くなった血液が筋肉や靭帯に溜まっている乳酸やヒスタミンなどの老廃物を洗い流して疲労や痛みを改善します。
ただ、この理屈には血液をはじめとする【体内の水分量】が絶対的に必要です。血流を良くしようにも肝心な量が足りなければ筋肉や靭帯は傷ついたままになってしまいます。
その結果訪れるアレ…。
それは【揉み返し】です。
スポーツで適切な水分補給を怠ると強い筋肉痛が起きるように、鍼灸マッサージでも体内の水分量が足りないと揉み返しという名の筋肉痛が発生します。
一言で水分といっても種類や嗜好も様々ですが、当室では施術後から寝るまでの間に500mlの水を飲み切るようお願いしています。
患者さんからはよく【お茶でもいいんですか?】というご質問を承りますが、基本的には【水】がベターです。冷たくても温かくても構いませんし、お酒やコーヒーを飲んでも構いません。ただしそれとは別枠で【水】500mlの摂取をお勧めしています。
また、梅雨から暑気に限っては水よりも有効な飲み物があります。緑茶やコーヒー、エナジードリンクなどの利尿作用がなく、汗で排出してしまった電解質(ミネラル)を補うことが出来る【麦茶】を500ml飲むと一石二鳥です。
汗をかく時期と鍼灸マッサージには麦茶。揉み返しのご経験がある方はぜひ覚えておいてください。
ちなみに、健康ランドなどに併設されているリラクゼーションなどは【このお客様はサウナで汗をたっぷりかいた後だ】という前提で身体を触っていますので、必然的に揉み方は弱く優しくなります。強い刺激が好みの方は発汗を控えめにして受けるようにしてみてくださいね。
【ご注意ください】
麦茶は脱水症状や熱中症を予防する効果はありますが、いざ発症した場合は市販の経口補水液(オーエスワン)を摂取し速やかに専門医へ受診してください。
ご精読ありがとうございました。
杉崎とも江マッサージ・はり灸治療室
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(午前8時30から)
東京都多摩市落合1-6-2
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