こんにちは。
京王・小田急多摩センター駅から徒歩2分のビルで鍼灸マッサージ院を開業している、杉崎とも江治療室の副院長 杉崎 徹です。
3月もあとわずか。
新しいステージに向け準備に忙しい方もいれば、すでに研修などの新しい学びがスタートしている方も多いと思います。単に月が変わるだけではないのが3月というものですね。
かくゆう私も29年前の今日、新しいチャレンジを決心した1人でした。
生意気にも文末にメッセージ的なことを書いてみましたので、ふとした時にでも読んで頂けると嬉しいです。飛び跳ねて喜びます。
何をするにも中途半端
責任感や将来像のカケラもなく
ただ怠惰に過ごしていた
21歳男性∶杉崎 徹さん(本人)
平成7(1995)年3月
母は私にこう言い放ちました。
トオル、あんたがこれから何をしようが私は構わないけど、プー太郎(無職)だけは絶対に許さないからね。
4月までに仕事なり何なり決めなければ家から追い出すよ。荷物は窓から全部放り出すから。
学もなければ取り柄もなく、誰かに誇れるモノも1つもない。何かになりたいとか、何かをしたいとか思ったことすらもないポンコツ青年に、わずか1ヶ月で進路を決めろと?
母さん、そりゃあんまりだよ…。
けど、母さんは本当にやる。
ヤバい、本当に追い出される。
窓から全部捨てられる。
翌日から自分なりに動いてみたものの、しょせん付け焼き刃では上手くいくはずもなく。
どうしよう…どうしよう……。
そうして訪れた3月26日。
私は母に土下座して言いました。
【弟子にしてください】
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新しいスタートを切る皆さんへ。
今でこそ先生などと分不相応な肩書をつけて頂いていますが、ご覧頂いた通り私の志望動機は極めて不純なものでした。跡継ぎ息子という将来像も高尚な目標も一切なし。ただ単に追い出されたくなかっただけですから。
そうして始まった弟子生活、といっても出来ることなんて何もありませんのでしばらくは褒められることもありません。
どんなに着飾ったことを言っても、院長の患者さんは私の軽薄さをすぐ見破ります。皆さん口を揃えて【あの息子はすぐ辞めるだろうな】と言っていたそうです。
そんな私でも、続けていくと1つ1つ出来ることが増えてきて、患者さんから褒められことも増えてきました。
褒められると、また頑張る。
頑張ると、また褒められる。
頑張ることを強要するつもりは一切ありません。高い意識や動機がなくても、やる気があってもなくでも良いんです。
デスクをキレイにする、時間を守る、気をつけて運転する、脱いだクツを揃える、小さな声でも、目を見なくても良いから、お礼を言う。
周りの人は、そうした些細な言動を見て、ふとした時に褒めてくれます。
ありがたいことに、これまで多くの患者さんが私を褒めて下さいました。
そのおかげで、何ひとつ続かなかった私が1つだけ続けてこれました。正真正銘、生粋の【褒められて伸びるタイプ】だと自負しています。
出来ないことを嘆くより、いま出来ることを1つ1つ続けてみて下さいね。
ご精読ありがとうございました。
杉崎とも江マッサージ・はり灸治療室
📞 042-374-6723
東京都多摩市落合1-6-2
サンライズ増田7F
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