こんばんは。
京王・小田急多摩センター駅から徒歩2分のビルで鍼灸マッサージ院を開業している杉崎とも江治療室 副院長の杉崎 徹です。
この残念なニュースに触れた時、私はこう思わずにはいられませんでした。
『コンサートホールと図書館には130億出せるのに、救命救急の存続に係る140億は不可能なのか…』
この問題は、多摩ニュータウンだけでなく隣接する地域全体に関わると言って過言ではありません。
多摩市公式ホームページ↓
多摩市にも大学にもそれぞれ言い分があり、皆さんの中でも見解は分かれると思います。
いずれにせよこの決定は、このままだとそう遠くない将来に多摩ニュータウン周辺の生命を守る3次救命救急センターの1つがなくなるということを意味します。
移転、建替えを諦めて現状のまま診療を続けるというのは、そいうことです。
今現在、多摩市近隣で2次救急を担ってくださっている病院が3次救急を受け入れるよう施設を増強して頂ければ良いのですが、言うほど簡単ではないでしょう。
私たちが生命に関わる事態になった時は、近くても府中、次に高尾、そこが空いてなければどんどん遠くなります。そもそも駅から徒歩1分に救命センターがあるということは奇跡的だったのです。
数年前。
多摩市はパブリックコメントを基にパルテノン多摩の大規模修繕について見直しを行いました。
当初の予算は80億。
人口14万人の都市がこれほどの費用を掛けてまで文化施設を修繕するべきなのか?そもそも存続させるか否か?をゼロベースで検討されたそうです。
その結果。
パルテノン多摩の修繕に加えて新たに図書館を作ることになり、事業費は130億に増額されました。
修繕を終えたパルテノン多摩と図書館のある多摩中央公園は今、大いに賑わっています。多摩センター民としてとてもありがたい話です。
一方で、私たち多摩市は大事な医療拠点を失おうとしています。
市政に無関心だった自分を、なんだかんだ病院はずっとあるモノだと勝手に思っていた自分を、今はひたすら恥じています。
多摩ニュータウンの高度医療を担う手が新たに挙がってくれることを祈るばかりです。
ご精読ありがとうございました。
杉崎とも江マッサージ・はり灸治療室
📞 042-374-6723
(午前8時30から)
東京都多摩市落合1-6-2
サンライズ増田7F
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