こんにちは。
京王・小田急多摩センター駅から徒歩2分のビルで鍼灸マッサージ院を開業している杉崎とも江治療室 副院長の杉崎 徹です。
10月に入って弔事が立て続きまして、先週はブログを更新することが出来ませんでした。
ほんのちょっとでも楽しみにしていて下さっていたかもしれない多くの方々(何だそれ😅)には大変申し訳ありません。
もちろん日々の診療には影響しないよう努めてきましたが、ようやく落ち着いた今、旅立った友人から授かった言葉を1つお伝えしたいと思います。
私なりのレクイエムです。
ー 八方を塞ぐな
もし君が。
親御さんや恋人、またはその他の人に傷つけられ、その相手を完膚なきまで問い詰めようとしているならば、私は全力で賛同します。完璧に論破できるために必要なことにも全面的に協力します。
いじめ、詐欺、ウソ、揶揄、暴力、浮気、誹謗中傷など、犯罪に当たるようなことをされたら全力で戦うか、逃げなさい。私は全力で肯定します。
だって、君は仲間だから。
ただし、な。
ちょっとしたイザコザ程度のケンカで、ソレをやっちゃダメだよ。
どれだけ君が正くて、相手を完璧に論破したとて、その後に何が待っていると思う?
それは【別れ】だけだよ。
ぐうの音も出ないほど追い詰めるられた相手は、どうすると思う?
君から離れていくだけだ。
君は、ソレを望んでるのか?
頭が叩き割れたような瞬間でした。
この言葉を授かった当時の私は、自分が傷つけられたことに憤怒するあまり、その先にある光景や相手の心を察することが出来ていなかったからです。
ー 【隙】を作る
彼いわく、謝りたいと思える【隙】を作れということでした。
遅くまで飲み歩いて何してんの!
何で片付けられないの!
イライラしないで!
言いたいことは言って良いんです。
その後に。
あのさ!私も飲み歩きたいから誘えや。
これ、借りにしとくからね!
イライラしてんと老けるよ。
そうした一言を添えるだけで【隙】が生まれ、ごめんなさいの一言が生まれる。
それが故人の教えでした。
私たちは、品行方正にはいられません。
指示を遂行出来ない部下や、年老いた親御さんにイライラすることは誰にでもあります。
もしご自分の定規に見合わない人に出会った時には、この言葉を思い出して下さい。
【八方塞がりにするな】
この言葉を授けてくれた彼は【俺が具合悪いって聞いたら皆が駆けつけちゃうから誰にも言うな】と言っていたそうです。
私もようやく大人になって、あなたのお陰で今の僕がありますよって何度も言いたかったのに、お礼もさよならも言わせずに逝きやがって。
水臭えこと言ってるウチに恩返し出来なくなっちまって涙が止まらなねぇじゃねえか。
まぁでも、これがあなたの流儀ですよね。だから20年以上続けてきたいつものルーティンで終わりにしましょうかね。
シーサー、帰ります。
おう、またなスギ。
ありがとうございました。
ありがとう、スギ。
またね、シーサー。
さよなら、シーサー。
ご精読ありがとうございました。
杉崎とも江マッサージ・はり灸治療室
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