こんにちは。
京王・小田急多摩センター駅から徒歩2分のビルで鍼灸マッサージ院を開業している杉崎とも江治療室 副院長の杉崎 徹です。
最近、何人かの患者さんから『ブログ読んだよー』とお声を掛けて頂くようになり、ちょっとだけ嬉しい気持ちが抑えきれない副院長です。
『私も同じような症状なんです』『ちょっとだけ興味が湧いたけどやっぱ鍼は怖いね』などなどご感想は様々ですが、とにかく読んで頂けただけで有り難い事です。
これからも1人でも多くの方に有用な情報をお届けするべく真摯にコツコツ書いていこうと思います。
さて、今回のテーマは
【当室のマッサージの特徴】
巷にあるマッサージと、当室のあん摩マッサージは何が異なるのか?について書いてみましたので、良かったら治療院選びの参考にしてみてください。
およそ20年くらい前、私たち鍼灸マッサージ業と非常に良く似たサービスを提供する業態が駅前や繁華街に続々とオープンしました。
彼らはいわゆる【安・近・短】で脚光を浴びましたが、働いているスタッフは数週間程度のトレーニングを経ただけで現場に出てしまうため非常に問題視されました。
知識も技術もなく、資格もないなままマッサージと類似したサービスを提供する彼らに対し、あん摩マッサージ師は業界を挙げて抗議しましたが、消費者の共感を得た彼らはどんどん成長を遂げていきます。
資金力・低価格・利便性・キレイな店舗・手軽さ、どれを取っても彼らには敵いません。
果てて今、駅ナカのテナントやスーパー銭湯などには【リフレクソロジー】【足裏ほぐし】【揉み処】などと称した店舗が定着し、企業も福利厚生の1つとして選ぶようになりました。あん摩マッサージという看板はどこの駅ナカにもありません。
また、彼らの中でもストレッチや骨盤矯正に特化するなど差別化が図られ、消費者は当たり前のように【マッサージに行ってきた】とリラクゼーションに通うようになっています。
そんな流れを経て、今もはや世間にとってマッサージは彼らが本流であり、私たちあん摩マッサージ師は【古臭くて】【通わされる】【高価な】場所と捉えられているように感じています。
さらには昨今、病院でしか活躍の場がなかった理学療法士や作業療法士、または柔道整復師などが【整体師】として活躍の場を広げています。
彼らが唱えるのは
【マッサージはその場しのぎ】【本当の健康とは正しい身体作りが必要】という理論。
端的に、あん摩マッサージは多方面から不要論に晒されているのが現状です。
彼らが提供している施術で症状が良くなるであればそれに越したことはありません。また、身体からのメッセージにきちんと対応できている方ならば、そもそもマッサージは必要ありません。
では、当室のあん摩マッサージは他と何が違うのか?
一言で表すと、
痛みを取るための医療です。
当室のあん摩マッサージは全身を揉むことを前提にしていますが、頭痛で悩んでいる方の腰をマッサージする必要があるでしょうか?足の裏に時間を割くことを望んでいるでしょうか?
患者さんは頭痛を取って欲しいのに、あたかもマニュアルのように全身をマッサージするのは治療ではありません。
頭痛であれば時間いっぱいそれに集中し、ぎっくり腰であれば時間いっぱいそれに集中する。全身が疲れているなら全身くまなく揉む。
目の前にいる患者さんの希望に対応すること。そんな当たり前のことを昭和60年の開業から継続しています。
次に、当室のあん摩マッサージでは親指以外のパーツを使います。
例えば太ももの前側を親指で押すとしましょう。あたかも木棒で突かれているような痛みが起きることは想像に難しくありません。単に痛いだけです。痛くないように弱くマッサージしたとして、今度はラクになることもなくなります。
当室の技術は、
細く当てたい時は私の中指、
広く当てたい時はヒジ、
さらに広く当てたい時はヒザ、
もっと広く当てたい時は足の裏、
そして、
何十年に鍛えあげた親指。
適材適所使い分け、本当に効果がある【イタ気持ちいい】を実践することが出来ます。
ここで、整体師の意見について私なりの見解をお伝えしておきます。
もはやマッサージの本流となってしまったリラクゼーションやリフレクソロジーは、そもそも治療を謳っていませんのでリラックス以外の効果はもたらしません。
彼らの台頭によってマッサージに対する敷居の高さがなくなったのは良いことですし、リラクゼーションで充分満足しているという方はそれで良いと思います。
一方で、マッサージに対する世の中のイメージが彼らを基準になってしまったため【その場しのぎ】と軽視されても仕方ないと感じるところもあります。
当室は、同じ土俵にいません。
私たち本当のあん摩マッサージ師は、知見と経験をもって痛みの根源を見つけ出し、同じ所を60分揉み続けることもいとわない根気と手腕を持っています。
本当のあん摩マッサージの基準はもっと高い位置にあり、当室の施術が【その場しのぎ】ではないことは、誰あろう患者さんが分かってくれています。
【こぼれ話】
一発で分かる見分け方をご紹介
私たちマッサージ師は【あん摩マッサージ指圧師】という国家資格を持っています。この資格を持っていないお店や治療院が【マッサージ】という看板を掲げることは法律で禁止されています。
もし街中で『ここマッサージ屋さんなのかな?』というお店を見かけたら、ひとしきり看板を見渡してみてください。
良く似た表現があっても、マッサージの文字がなければ、そこは無資格です。
ご精読ありがとうございました。
杉崎とも江マッサージ・はり灸治療室
📞 042-374-672
(受付は午前8時30から)
東京都多摩市落合1-6-2
サンライズ増田7F
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