こんにちは。
京王・小田急多摩センター駅から徒歩2分のビルで鍼灸マッサージ院を開業している、杉崎とも江治療室の副院長 杉崎 徹です。
前回は、鍼とマッサージの使い分け方を書いてみましたが、よくよく読み返してみると【あん摩マッサージよりも鍼の方が治療効果が高い】と思えてしまう内容になってしまいました。
そこで今回は、私が考える【本当のあん摩マッサージに必要な2つのコツ】について真剣に書きたいと思います。
思いの丈が過ぎて長文になりましたので、今回は2回に分けることにしました。
良かったら読み進めてみてください。
まずはじめに、
私の信条をお伝えしておきます。
①指でツボを押し当てられなければ、鍼でツボに当てられる訳がない。
②ツボにはとても微妙な個人差があるので、教科書に書いてある場所にツボがあるとは限らない。
例えば、
【天柱】と【風池】というツボ。
この2つは【肩コリにはココ!】といわれる代表的なツボで、教科書には頭痛や眼精疲労などにも効果的と書かれています。
当たり前ですが、鍼灸マッサージ師はソコを正確かつ即座に押し当てなければいけません。
ただ、大切なのはそこからでして。
マッサージしながら、力の強弱はもちろん、コリの深さ、角度などを見極め、患者さん各々の【いちばん効く当て方】を探し出すことが重要です。
これが、1つ目のコツ。
その後に鍼を用いるにしても、まずはこの見極めが欠かせません。
ちなみに、その【当て方】を間違えてしまうとどうなるか。
いわゆる、当たらずとも遠からず、文字通りツボにハマらない治療になってしまうわけです。
【当て方のコツ】を
しっかり把握した上で治療すれば、
『肩が凝ってくると頭が痛くなる』
『背中を柱にゴリゴリ押し付けたい』
などといった症状は、ほぼ一回のあん摩マッサージ治療で改善します。
あん摩マッサージの【当て方】というコツがあってこそ、鍼という治療が成り立つというのが私の信条①です。
信条②につきましては、次回。
ご精読ありがとうございました。
杉崎とも江マッサージ・はり灸治療室
📞 042-374-6723
東京都多摩市落合1-6-2
サンライズ増田7F
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