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杉崎とも江マッサージ・はり灸治療室

ジム通いで腰痛が悪化した40代男性/2つの重要な要素

更新日:4月16日


こんにちは。


京王・小田急多摩センター駅から徒歩2分のビルで鍼灸マッサージ院を開業している、杉崎とも江治療室の副院長 杉崎 徹です。


これを書いている最中、北極の氷河は22メートルでビルの7階に相当するとテレビで知りました。私は毎日氷河のてっぺんで働いてるのかぁ…と思うと景色が違うような気がします。隣にはもっと高いマンションがありますけど。


今回のテーマは【筋トレ】


筋肉がつけば肩コリや腰痛が治るとお考えの方に是非読んで頂ければと思います。




ー ジム通いで腰痛が悪化した

40代男性 Tさん



コロナ禍を機に運動不足を感じたTさんは近所のフィットネスジムに入会。軽い負荷からゆっくり全身を使うよう心掛けて運動を始められました。


トレーニング後の心地良い疲労感にハマったTさんは、このままいけば長年の肩コリや腰痛も治るんじゃないか…とシフトチェンジ。腹筋や背筋、お尻などの筋トレを始めたそうです。



このツラさを超えれば…

このキツさを超えれば…


Tさんなりに頑張った結果は。



肩周りはガチガチに硬く、腰痛で長く座っていられない。まだ筋肉が足りないのか?とトレーニングを重ねてもツラさは増すばかり。やむにやまれず、およそ5年ぶりに当室へ受診されました。



ー 疲労とケアのバランス


Tさんのように『筋肉がつけばコリが治る』とお考えの方は非常に多いです。それが間違いとは言いませんし、実際に肩コリや腰痛が解消された方も多いでしょう。


問題は、疲労した筋肉を正しくケアする点が欠けていることです。


ー 回復に必要な栄養補給


トレーニングによって破壊した筋肉は、タンパク質や水分などの栄養を補給をしないと超回復は成立しません。むしろ柔軟性も血色も良くない筋肉が荷物のようにのし掛かります。


ー 疲労素の排泄


筋肉を使用すれば乳酸やヒスタミンといった疲労素が必ず溜まります。それらの排泄を促すために必要なのが運動後の整理体操です。


水分→準備→トレーニング→整理→補給を1セットに考えないと、疲労素が抜け切れていないまま次の負荷が掛かり、ますます疲労素が溜まるという悪循環に陥ってしまいます。


こうなると自浄能力だけでは改善しません。痛みが軽減するまで筋トレは一旦休止。当室では【強擦法】という心臓に向かって老廃物を押し上げる技法のほか、あん摩マッサージとストレッチを併せて筋肉の改善を図りました。




Tさんは計3回の治療で改善し、バランスの良いトレーニングを意識しながら疲労度に合わせて時折ご来室されています。



せっかくの努力が良い方へ向かうためにも、栄養や排泄の重要性を意識してトレーニングを続けてくださいね。




余談ながら、高タンパク低カロリーで有名な鶏のささ身肉ですが、食べ過ぎると尿酸値が上がり痛風になりますのでご注意ください。





ご精読ありがとうございました。





杉崎とも江マッサージ・はり灸治療室


📞 042-374-6723

(午前8時30分から)


東京都多摩市落合1-6-2


サンライズ増田7F


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